いよいよ、広尾の2022年産募集馬の価格帯含めた全容が発表されました。
6月17日から募集開始とのこと。
先着順とだけ書いてありますが、クラスごとに時間帯はずらさないのでしょうかね。
私はまだOPなので、ないほうがありがたいですが。
新たに発表されたのは10頭。
一番高いであろうと目されたディメンシオン22でも6000万と、思ったよりは抑えられた価格になっています。
某掲示板では、7000~8000,場合によっては億行くのではと噂されていましたからね。
一番安い馬はスーンシャイン22の900万です。
私の予想では、たぶん2000万以下は今年いっぱい売れ残る(少なくとも即日満口にはならない)とみているので、2000万以上のみ見ていくことといたします。
まずディメンシオン22。6000万。
父はロードカナロア。これは説明の必要もないでしょう。
母はディメンシオン。オープン馬で、京成杯オータムH2着などもある馬。
母父ディープインパクト。母母はミスペンパリーで、パンサラッサの母です。
つまりこの馬はパンサラッサの甥ということになります。
うーん、これで6000万とは、広尾にしては安すぎますね。
サンデーやキャロットで募集されても同額くらいにはなるでしょう。
何か欠点があるのではと疑いたくなります。
初仔で小さく生まれたとあるので、馬体が小さいとか。
それでも芝馬だと思うので、将来的に400kg超してくるなら十分買える範囲だと思いますが。
続いて、ステラリード22。5100万円。
上にはパラスアテナ、カイザーノヴァ、キングエルメス、テラステラと、重賞馬やオープン馬がずらり。
父ルーラーシップというのはパラスアテナと同じですね。
1つ上はレイデオロで冒険しましたが、今年は成功した配合で再度狙うようです。
1つ上に出資している身としては、この馬もぜひ欲しいですね。
レトロクラシックの22。3400万円。
レトロクラシックはステラリードの妹。
父もルーラーシップなので、ステラリード22と血統が非常に似ていますね。
兄2頭は中央未勝利と苦戦していますが、ステラリードも最初の3頭は中央未勝利でしたし、このあたりで当たりが出る可能性がないとは言えません。
レトロクラシック自身も現役時代3勝してますし、仔がずっとダメということもたぶんないでしょう。
ステラリード22よりはだいぶ安く設定されているので、余裕があればこのあたりも狙っていきたいですね。
ハイアーラヴ22。3400万円。
父はレイデオロ。
クレッシェンドラヴの妹。これが母の最後の仔。
日本に来て以降のクレッシェンドラヴ以降の仔がふるわず、昨年は牡馬とはいえ5700万の値段が付いたが、今年はだいぶ下がった模様。
このくらいの値段なら狙うのもありかとは思うが、すぐに食指が動くレベルではない。
測尺が出てからか。
エンパイアブルー22。2600万。
父リオンディーズ。
これまで上2頭はダート馬を父にもつが、ここで芝馬をつけてきた。
それが凶と出るか吉と出るか。
エンパイアブルーの子はこれまでやや小ぶりな子が多いし、公式でも身幅についてはこれからというコメントが出ているので、大きさが気がかり。
これも測尺次第。
エレナレジーナ22。2400万。
父オルフェーヴル。
母は1勝。四代母にダイナカール。
初仔なので実績はないが、牝系は優秀。
オルフェーヴル産駒は当たり外れが大きいが、最近はダートの戦績も目立ってきている。
色々な意味で博打的要素が大きそう。
フォーエヴァーユアーズ22。2400万円。
父シルバーステート。
タイトルホルダーやソールオリエンスらの活躍で注目を浴びているmotivatorが母父。
兄に出資したが、今のところまだ目立った動きはない。
この馬も5月生まれとあって、もう少し様子を見たい。
とりあえずこんなとこですかね。
17日に出資しときたいのはディメンシオンとステラリード。
どっちか取れなければ代わりにレトロクラシックも。
そのほかの馬はもう少し様子見です。