さて、今回は残る10頭を審査していきます。
基本安馬なので、あまり大きな長所がないことはマイナスポイントとしていません。それよりは明らかに望み薄な馬を切ることに主眼をおいています。
14.ドルチェリモーネの16(D)
ここまでデビュー産駒5頭のうち、1頭が2勝馬、残りが未勝利。
ちょっとツナギが立ち気味なのが気になります。
致命的な欠点はないものの、取り立てて買いたいと思える要素もなく。
15.ティフィンの16(E)
キュンメルの妹。別に悪いとは思いませんが、同じ血統を二度買いたいとは思わず。
16.フェルミオンの16(B)
仔には4勝馬、3勝馬などがおり、既デビュー馬3頭とも勝ち上がり。
4月生まれとしてはなかなかの好馬体。
あとはサンデーの3×3という濃いめのインブリードをどう見るか。
17.チアズメッセージの16(C)
母16歳のときの仔。綺麗な青鹿毛の馬体。
兄姉には重賞勝ちと5勝馬がいるが、その他は2勝馬と、2頭の未出走と2頭の未勝利。
若干小さめ。4月生まれなのでこれからの成長に期待。
18.ホールロッタラヴの16(C)
トーセンジョーダンの仔。上はいるようだが、競走馬として未登録。
母は未勝利馬(しかも5戦して4戦二桁着順)だが、祖母の仔にフサイチパンドラがいるなど、牝系としては悪くないよう。
プラスは未知の魅力。
マイナスは父母の実績のなさ。まあこの辺は表裏一体。
1200万という値段を考えればありか。
19.ネオイリュージョンの16(D)
母は2戦して未勝利。
上のデビュー馬は4頭。2頭が1勝、2頭が未勝利。全兄は1勝。
そう悪くないが、値段が1000万(中央の中で最安値)なのが気にかかる。
一昨年の1000万馬は早々に予後不良になってたしなあ・・・。
20.カラベルラティーナの16(E)
上は4頭。
2番目は4戦して未勝利引退、3番目は1戦で故障して引退。4番目はデビューすらできずに安楽死。
勝利面はまだしも、健康面でちょっと出資する気にならない。
21.プロミネントの16(D)
デビューできずが2頭。
足元が弱い子が多いと予想。
22.ライツエントの16(C)
ディアドラ(オークス4着)の下。ほかにOP勝ち馬もおり、兄姉は優秀。
ただなぜか父がエンパイアメーカー。この父の仔は切れ味に欠ける産駒が多い。ダートを狙うのだろうか。
23.シーザシーの16(E)
母は1戦で引退。
上は2頭いるが、1頭が1戦で引退。もう1頭はデビュー前に抹消。
体の弱い一族と推定される。
父トーセンラーに特段の思い入れもなく。
さて、ここまで23頭を見てきました。
今回は今のところA評価なし(1頭付けましたが、測尺でD落ち)。
B評価も1頭だけ。去年に比べ馬の質が落ちたというよりは、私の期待度が下がっているせいでしょうか。
とりあえず現段階ではE評価のみ削除とし、B~Dの中から、調教師なども考慮してさらに絞っていきます。9月1日の募集開始の段階までに5頭程度に絞っておきたいところです。
1.グレースランドの16(D)
2.ビキニブロンドの16(C)
3.フレンチバレリーナの16(D)
4.アウトオブタイムの16(E)
5.スルーレートの16(C)
6.キューの16(D)
7.ケイティーズジェムの16(D)
8.マイティースルーの16(C)
9.プリンセスカメリアの16(D)
10.リビングデイライツの16(E)
11.フラゴリーネの16(C)
12.ユールフェストの16(C)
13.フォルテピアノの16(C)
14.ドルチェリモーネの16(C)
15.ティフィンの16(E)
16.フェルミオンの16(B)
17.チアズメッセージの16(C)
18.ホールロッタラヴの16(C)
19.ネオイリュージョンの16(D)
20.カラベルラティーナの16(E)
21.プロミネントの16(D)
22.ライツエントの16(C)
23.シーザシーの16(E)