一口馬主でのんびり楽しむ~ときどき馬券~

一口馬主で、ほどほどの出費で楽しむすべを研究します。

NHKマイルC予想

かつてはマル外のダービーと呼ばれ、ダービーに出られない外国産馬がしのぎを削るレースでしたが、最近ではダービーに出られないとか、皐月で惨敗した馬などが来るレースになりつつあります。

そのためあまり力が入るGIではありませんが、予想はします。

まずは馬場から。

土曜のレースを見る限り、かなりの高速馬場です。

プリンシパルSが2000mで1分58秒3。メトロポリタンSが2400mで2分24秒1。

いずれもただのオープン特別ですが、重賞やGIでもおかしくないくらいのタイムを叩き出しております。

もっとも、だからといって皐月賞の時の中山みたいに前残りになっているかというと、そこは直線の長い東京、差し馬も結構届いているようです。

ただ高速馬場適性のない馬には辛い状態です。

 

今回、予想を難しくしているのは、前哨戦のNZT、それから桜花賞が、いずれも稍重馬場で行われていたことです。

これらのレースでは高速馬場適性はまったく測れませんから、ここの上位馬を純粋に力上位として買うのは危険だと思います。

逆に高速馬場で行われた皐月賞の上位馬でもいれば即買いなのですが、残念ながら今回のメンツにはいません。

まあ桜花賞上位馬はその前走で高速馬場をこなしてますから、少なくとも重馬場専用機ではないんでしょうけどね。

 

そこで人気上位馬を考察すると、ちょっとどの馬も不安要素がありますね。

カラクレナイは展開(と距離)。モンドキャンノは枠(と気性)。アウトライアーズは高速馬場適性。アエロリットは勝ち切れなさ。ミスエルテはそもそもの実力。

まあそんな中からあえて1頭挙げるなら、モンドキャンノですかね。

前走は距離以前に、苦手な力のいる馬場の上、外枠からかかってのものなので、参考外として良いでしょう。

朝日杯はそんなにレベルの高いレースではありませんでしたが、それでもGI。京王杯は桜花賞馬をはじめ、のちにオープンを勝つ馬がずらりと並んだレースだったので、そこを勝ち切ったのは評価できます。

今回は内枠を引けましたし、前走みたいにかかって自滅ということはないでしょう。騎手も大野→ルメールで大幅な上積みが見込めます。

年明け以降の成長が(前走では測れなかったので)不明という点と、1枠から直線抜け出せるのかという不安点はありますが、勝ち切れる可能性はそれなりにあると思います。

 

これらの馬以外では、レッドアンシェルが面白いかもしれないと思っています。

前走は1分34秒6とそこそこ優秀なタイムでの2着。1着とは離されましたが、1着馬が皐月賞2着のペルシアンナイトなら仕方なし。ここのメンツに、(仮に出走したとして)皐月賞で馬券圏内に来れる馬はいないでしょう。

朝日杯は直線で完全に囲まれてのものですし、今回のメンツならスムーズにいけば勝ちまで狙えそうです。まあ気性の荒い馬なんで、パドックで落ち着いていることが最低条件ですけどね。

ほかに穴ではタイムトリップ、ガンサリュートあたりも面白そうです。

 

あと馬券の買い方ですが、今回はあまりに波乱決着が織り込まれ過ぎて、手広く買われた状態となっています。

こういうときは、本命サイドで決め打つと、逆にそれなりのオッズが付くのでお得です。

それか、これだけ割れてるので、単勝1点買いも面白いと思います。

ちなみに1着馬が穴だった(7番人気以下)のは、21回の歴史の中で、マイネルホウオウ(10番人気)とジョーカプチーノ(10番人気)、ピンクカメオ(17番人気)、それにウインクリューガー(9番人気)の4頭です。

いや結構いますね(汗)。もうちょい少ないと思ってたんですが。

 

まあ私は、モンドキャンノ・アエロリット・レッドアンシェル・カラクレナイの順で評価してますので、これらいずれかの馬の単勝か、タイムトリップ・ガンサリュートあたりを絡めた馬連でいくつもりです。

アウトライアーズとミスエルテはばっさり切ります。

アウトライアーズはこの馬場をこなせるとは思えないし、ミスエルテは人気先行だと思いますので。