最近あまり馬券の記事を書かなくなりましたが、ダービーくらいは書こうかなと思いました。
今回は4強と噂されているようです。
3着に穴馬が飛び込んでくることが多いレースですが、1・2着は堅い決着になることが多く、ここ10年で6番人気以下の連対はロジャーバローズただ1頭。
今回も5番人気までで決まる可能性は高いのかなと思っています。
ではその4強を順にみていきましょう。
まずはイクイノックス。
この馬は父キタサンブラックですが、体型からはあまりステイヤーな感じはしない。
むしろ中距離馬かなという気がしており、そういう意味では、ダービーの東京2400mは合っていると思います。
ただ一つ気になるのは、皐月賞では残り50メートルで失速していて、休み明けの分だとは思いますが、まさかの距離の壁という可能性も少し感じていたりします。
不安要素といえばそこと、外厩によくある2走ボケくらいかな。
ダノンベルーガ。
前走は馬場の悪い内を通って4着。
明らかな外差し馬場だったので、これは仕方ないでしょう。
共同通信杯はやや重で勝ってますが、調教師のコメントからは良馬場でこその馬(これは皐月賞で負けたからではなく、共同通信杯のころからずっと言ってるので、信ぴょう性があります)らしいので、ダービーの高速馬場で本領発揮と行きたいところです。
中間は猛時計で好調をアピール。堀師のこのレースにかける意気込みが伝わってきます。
ただ逆に、調教のやりすぎでイレこむのは競馬あるあるなので、当日の気配はパドックでじっくり確認したいですね。
ドウデュース
武騎手がたびたび距離不安を口にしており、皐月賞後には2400も大丈夫と言い出したものの、不安はぬぐいきれない。
ただデビューは1800mなので、そこまで2400mがダメな感じもしません。
そこよりも不安点は、3歳になってから勝てていない点ですかね。
完成度の高さも2歳時から言われており、早熟で成長力がないという可能性もあります。
朝日杯チャンプでダービー勝ったのはナリタブライアン以降1頭もいないこともあり、その点は気にかかります。
ジオグリフ
ドウデュース以上に距離不安が囁かれる馬。
父ドレフォンだから当然ですが。
ただ母はアロマティコで、中距離をメインで走っていた馬。
その産駒も中距離以上で使われることが多く、兄のアルビージャはモーリス産駒で2400m勝ってますので、距離はこなせると思います。
不安点はそこよりも高速馬場への対応でしょう。
今まで好走してきたのは、新馬戦を除きいずれも重馬場もしくは洋芝で、パンパンの良馬場でどこまで実力を発揮できるかというところですね。
以上、4強を分析してみました。
それ以外で気になるのは、前に行って怖いアスクビクターモアとロードレゼルですかね。
デシエルトが前で飛ばしてスタミナ比べになれば、こうした馬が穴をあける可能性もないとは言えません。
逆に瞬発力勝負になれば、ほぼ4強で決まると思います。
馬券の買い目はパドック見てから決めますが、今のところはダノンベルーガの単ですかね。
ベルーガがイレ込んでいるようであれば、4強のうちから2~3頭選んでの馬連にするかもしれません。
では皆様、よい週末、よいダービーを。