申し込み結果が出るまで書くこともないので、皐月賞の予想でも。
９割方、別ブログで書いた記事の転載なので、そっち読んだ方には申し訳ないです。ここより下を読む必要はありませんとお断りしておきます。
今回は三強というもっぱらの評判です。 それに対して、いやいや一強だとか、三強以外に強い馬がたくさんいるだとかいう話も聞こえてきます。 「三強だろうが何強だろうが関係ない。勝つのは一頭だ」 はい、名言っぽく言ってみましたが、当たり前のことを言っているだけですね。
そんな無駄話はさておき。 皐月賞の展開から。逃げ馬がいないので、スローペースになって先行有利、と見る向きもありますが、私は逆に、直線で３強より後ろにいては勝ち目がないと考えて、前に行く馬が続出し、若干のハイペースになるとみています。 それを前提に以下予想です。
今回、桜花賞ほどには、上位三頭の力が抜けているとは思いません。 マウントロブソン、エアスピネル、アドマイヤダイオウ、ディーマジェスティ、ロードクエストあたりは、三強とそう大差ない力を持っていると思います。 ただ、やはり２着までかなと。 その理由を順に示します。
マウントロブソン スプリングＳでは、立ち回りのうまさを見せ、ゴール直前でマイネルハニーを捉えて３連勝。 走法から重馬場は得意そうで、内枠から前々で立ち回れば上位も狙えます。 ……が、スローペースだった割には、ゴール前の脚が遅い。 マイネルハニーがバテバテだったので捉えられましたが、あの脚だと皐月賞で勝ち切るには、よほど馬場が悪化するか、後ろと大きく差を開けてないときついかな。
エアスピネル リオンディーズに、朝日杯では差し切られ、弥生賞では前に残られ。 正直力の差を感じます。 リオンが入れ込んで逆転できることはあるとしても、そのときは前にマカヒキやダイヤモンドがいそう。
アドマイヤダイオウ 前走の勝ち方は型破り。後ろからまくって先頭に出て、その後いったんは差されるもそこから差し返して勝利。３着とは８馬身差。 こういう馬は面白いのだが、いかんせんデムーロから乗り変わりで、うまく制御できるかに疑問有。 またゲート再審査明けで。
ディーマジェスティ 新馬・未勝利と２着に敗れた後、３戦目の未勝利戦でロブソンに勝ち、その後共同通信杯にも勝利。 共同通信杯組はここ４年で３勝しており、黄金ローテになりつつある。 またタイムも稍重馬場の割には優秀。 ただ、未勝利脱出までに３戦を要しているのが気になる。 調べたら、新馬・未勝利と連敗した皐月賞馬は、ここ２０年でメイショウサムソンとテイエムオペラオーの２頭。テイエムオペラオーは少し意外でしたが、古馬になってからの成長を見るに、この時期はまだ完成されてなかったということなのでしょう。 ディーマジェスティも、少なくとも完成度の面では他の馬に少し劣るか。あとは前走、内有利の馬場で内を回ってきたことをどう見るか。
ロードクエスト 脚質的に自分で勝ちに行けない。 騎手池添ということからしても、恐らく最後方からの競馬を貫き３着狙い。 そして前が崩れればあわよくば……という競馬になると思われる。 単勝というより３連系で買いたい馬。
そんなわけで、単勝はやはり３強から行くべき。 あとは純粋に比較ですが、弥生賞から、マカヒキよりはリオンディーズを上に取ります。 というのも、弥生賞時、リオンディーズは２か月半の休み明け、マカヒキは１か月半。 先行馬があまりにも早く崩れたため、リオンは直線入口で先頭に立つ羽目になり、後ろからの標的とされ、結果ゴール前で差されたもの。それでいてクビ差。 頭数も１２頭→１８頭になることを考えれば、皐月賞ではリオンが上に来ると見ます。 負けるとしたらリオンの自滅か、川田マカヒキがうまく内を突けたときでしょうかね。
サトノダイヤモンドは、異色路線を走っているため、比較しづらい。 きさらぎ賞の出走馬のレベルは低いが、その前の５００万下のレベルは結構高く、スプリングＳ２着のマイネルハニーや、若葉Ｓ２着のナムラシングン、チューリップ賞４着のクイーンズベストらを相手に３馬身半差の完勝。 近年、きさらぎ賞の勝ち馬に人気倒れの馬が多いのは気になるところですが、トーセンスターダムやルージュバックよりは明らかに強い馬。
あとはもう好みの問題かと。 好みで言えば、サトノ一族はあまり好きになれない。 また、「異色ローテで完勝！ 底を見せぬ強さで人気！」は、私のもっとも嫌うパターンです。 逆にリオンディーズは好きな馬だし、雨も、兄エピファネイアとこの馬自身の気性の荒さを見る限りは有利に働きそうなので、リオンディーズで単勝一点勝負します。
ちなみに印をつけるとすればこんな感じ。
◎リオンディーズ
○サトノダイヤモンド
▲ディーマジェスティ
△マカヒキ
×ロードクエスト
×マウントロブソン
