もう1月も半ばとなってしまいましたが、2016年の一口馬主ライフを振り返ります。
一言で言えば、楽しかったです。
やはり馬券を買う楽しみとは異なる楽しみがあります。
どう異なるかと聞かれると難しいのですが、馬券を買うのは、どの馬が上位に来るかを予想し、その予想と結果が等しくなるか否かという楽しみです。これに対し、一口馬主は、ある馬を徹底的に応援する楽しみです。勝つ見込みが多かろうが少なかろうが応援します。プロ野球などでひいきの球団を応援する楽しみに近いかもしれません。いわゆるギャンブルとはちょっと違う楽しみ方です。
この楽しさがずっと続くかはわかりませんが、少なくとも2016年は新鮮味がありました。
そしてこれも2016年に関して言えば、出資馬が出走するレースが待ち遠しくて仕方ありませんでした。
現在も、次のレースはこれかな~などと考えながら過ごしています。
それくらい待ち遠しいです。
また、一口馬主を始めるまでは、新馬とか未勝利戦とかはほとんど眼中になかったのですが、今では「こういう血統でこの値段ならあまり期待はされてなかったんだな、それで上位なら馬主は万々歳だろうな」などと考えてしまいます。
そういう意味では、競馬をまた違う面から見られるようになってきました。
思えば、初めてクラブに資料請求をしたのは4月。それから数週間後には入会し、一口馬主となりました。デビューまではさらに8か月くらいかかったわけですが、その間クラブはこまめに近況を知らせてくれました。
写真を見たり同期のクラブ馬の様子を窺ったりしながら、デビューを待ちました。
そしてキュンメルのデビュー戦。
あれほど1つのレースを楽しみにしたのは初めてでした。
そのレースは惜しくも負けてしまいましたが、満足度の高いレースでした。
また、9月には、今年デビューするであろう1歳馬、シェルズレイの15にも新たに出資しました。
昨年の戦績は1戦0勝。
今年はもっとレースに出られるように、そして願わくば1勝・2勝と積み重ねられるように祈って、昨年の振り返りといたします。