いよいよ今年も有馬記念の時期になりました。
いちおう28日の開催が残ってはいるものの、有馬が終われば今年の競馬が終わりと思っている人は多いでしょう。
さて、そんな中で、今年の有馬記念の1番人気はレイデオロです。
昨年のダービー馬で、秋天も制していますので、この人気は妥当と言えましょう。
また、そのダービーで、途中からまくっていき、かつ前目につけたところで直線まで待機という離れ業をしていることからもわかるように、操縦性の高さも大きな利点です。
ローテンションも理想的で、不安要素と言えばゲートくらいですが、これも古馬になってからは大きく出遅れていませんので、それほど大した不安要素にはならないでしょう。
馬連で買うのであれば、軸にしたいところです。
2番人気はオジュウチョウサンですが、まあはっきり言えば過剰人気でしょう。
障害では確かに圧倒的な強さでしたが、前走は1000万下で1/2馬身差1着ですので、基本的には1600万下クラス、あるいはぎりぎりオープンクラスという程度の馬と見ます。
3番人気はキセキ。
確かに強い馬ですが、10月に入ってから4走目というローテーション(しかも全部東京への遠征)で、かつ外枠の先行馬ということで、かなり不安要素は多いです。
実質2番人気で買うにはリスクが高いかな。
私が今狙っているのはマカヒキです。
前走は秋天7着といいとこなかったですが、これは出遅れたことが大きく影響しています。高速馬場での出遅れはかなり厳しい。
9か月の休み明けで札幌記念2着に来ており、そのときの1着が秋天2着のサングレーザー、3着が今回上位人気のモズカッチャンであることを考えれば、単勝30倍台の人気は舐められすぎだと思います。
それに今回は騎手が岩田に代わっており、思い切って前に行く、あるいは後ろからイン強襲といったバクチに出ることが考えられます。
軸はともかく、相手としては面白いでしょう。
あとは内枠のクリンチャー、パフォーマプロミス、サトノダイヤモンドあたりにも注目しています。モズカッチャンはちょっと過剰人気な気がするので、抑えまでかな。
そのほかでは、実績のわりにまるで人気のないミッキーロケット、シュヴァルグランあたりも抑えるかもしれません。