明日はいよいよ本年最後のGI、有馬記念です。
ホープフルS? そんなものは有馬で負けた人だけ賭ければよい。自分の中では有馬が最後のGIです。
で、正直まだ迷ってます。
ただ本命がキタサンでないことだけは確実です。
理由はただ一つ、疲れ。
いうまでもなく強い馬ですが、不良馬場での秋天激走の後、中3週でJCを使い、さらに中3週。
疲れていないはずがない。だから切る。理由は単純明快。
JCのときよりもハードな調教をしているから体調が回復しているはずだ、などというマスコミの妄言に騙されてはいけません。
ハードな調教をしているのは、これが最後だからやってるだけです。調教師だって、馬の疲れなんて目に見えないのですから、そりゃ最後になればハードな調教はしますよ。疲れていたって。
まあもちろん、多少疲れていても勝ち切れるくらい強い馬です。コース適性がある上に枠もいいとこ引いたので、単勝5倍とかなら迷わず買いに行くでしょうが、単勝1倍台ならスパッと切ります。買うとしても相手の抑え程度。来たら諦めるだけ。
ただ、代わりにどの馬を本命にするかというと迷います。
スワーヴリチャードは、正直レイデオロとかなりの実力差があると思ってるんですよね。
レイデオロは、皐月賞は休み明け、ダービーは後ろから押し上げるというような競馬をしました。それで両方ともスワーヴより上に来てるわけですから、少なくとも春の段階ではレイデオロ>>スワーヴだったはずです。その後どこまで成長したかはわかりませんが。
で、そのレイデオロですらJCで負けているのに、それより下の馬が有馬で勝ち切れるかというと疑問。
しかも皐月賞前から右回りが苦手とずっと言ってきたのに、ここに来て右回りがもう大丈夫とか言われても信用ならない。
おまけに外枠。
そのへんの不安要素をすべて吹っ飛ばすとすれば、ただ一つ。
「騎手がミルコ」これですね。
これだけはほかの不安要素をいくら積み上げても崩せない。それだけの価値があります。
あとはシュヴァルグラン。
正直、JCはかなり噛み合ったなと。
キタサンを超えた、とまでは思っていない。たぶんみんなそう思ってる。
だからこそ、ここでも3番人気なのでしょう。
ただ逆に、前走そこまでキタサンが噛み合わなかったかというと、別にそういうわけでもない。
ならここでもう一丁もありうるのではないか? 単勝7倍台は(最終的にはもう少し下がるでしょうが)舐めすぎではないか?
さらにミッキークイーン。
出走馬中随一の余裕ローテ。
おかげで調子は良さそう。
前走5着なら、展開がハマれば一発もあるのでは?
ただ去年もそこまでスローだったわけでなく、今年も同じくらいのペースが見込まれる中で、しかも去年より枠が外なのに、去年より大幅に順位の上積みができるのかというと疑問あり。
3連複とかなら?
続いてサトノクラウン。
中山2500mは東京2400mより向いているのは間違いない。
ただキタサンを、ローテを理由に切っておきながら、同じローテのこの馬を買うのは矛盾する。
しかもこの馬は直前まで出走を迷っており、いかに慎重な堀厩舎とはいえ体調に疑問はある。
それに、やっぱり良馬場では少し足りないのでは。
あとはヤマカツエースやサトノクロニクルあたりも気になるのですが、やはり3着までかなあ。
今のとこシュヴァルの単かミッキー軸の3連複あたりが有力ですが、ぎりぎりまで悩みたいと思います。