キャロットクラブより、今年の募集予定馬のリストが送られてきました。
今年は中央78頭、地方4頭で計82頭。
去年よりも2頭少ないですね。
父の名を見ると、ディープやキンカメといったおなじみの名前に交じり、オルフェーヴルやエイシンフラッシュといった新種牡馬の名前が見られます。渋いところではスズカマンボやヨハネスブルグなんかも。一方、ロブロイやシンボリクリスエスはゼロ。クロフネやマンカフェは一頭のみと、だいぶ数を減らしているようです。
さあ早速候補を絞り・・・と行きたいところですが、正直値段が不明で、入厩先が栗東か美浦かも不明の現状では、なかなか絞り辛いですね。
ということでまず現段階では、自分が選ぶ際のポイントを明確化してみました。
以下に列挙します。
①値段は2000万以下
これは単に私の予算の関係です。シンハリーズの仔(シンハライトの弟)とかシーザリオの仔(リオンディーズ・エピファネイアの妹)あたりに手を出したい気持ちはあるのですが、予算的にアウトです。
②関東馬優先
これは私が関東に住んでいるからです。将来はともかく、まずは自分の目で出資馬が走るレースを見たいので、関東入厩予定馬を優先します。
たぶん①と②で、もう20頭くらいに絞れているでしょう。
③父馬は重視。ただしディープインパクト産駒は買わない(買えない)。
種牡馬の性能は仔の性能に直結するので、それは当然重視します。
何を重視するかと言えばまずはリーディングの順位ですね(新種牡馬は別ですが)。ただしランク1位のディープの産駒は買いません。
別にディープの種牡馬としての性能を疑ってるわけではありません。
純粋に値段が跳ね上がるからです。
平成27年における種付け料が2500万(28年は3000万)。
2位のキングカメハメハですら800万(28年は1000万)ですから、破格の数字です。
その結果どうなるかというと、同じ肌馬に種付けしたとしても、ディープ産駒は少なくとも1700万円が上乗せされるわけです。
もちろん金に糸目を付けない人はそれでもいいのでしょうが、予算が2000万円以下の私は、そもそもディープインパクトの産駒は買えません。リーディング2位~20位くらいの種牡馬を優先したいと思います。
④兄弟の成績は重視
ビワハイジやエアグルーヴみたいな母馬はほとんど奇跡に近いレベルだと思いますが、良い母馬はある程度コンスタントに成績の良い子を出します。
逆に、現役時代は優秀でも、母としてはまったく駄目な馬もいます。
まあこんなことは、一口馬主になろうとする人ならみんな知っていることなのですが、それでも母馬のファンだったりすると、どうしても情が捨てきれずにその子に出資してしまったりします。
そういうことはなるべく(笑、今から予防線張ってます)避けようと思います。
初仔なら仕方ないですが、兄姉がいる場合は、その成績を重視で。
ここでいう成績は、単にどのクラスまで行ったかというにとどまらず、故障なしに走れているかという点も含みます。
⑤自分の相馬眼には頼らない
はっきり言って、自分に相馬眼はありません。
某名調教師ですら、「まったく走らない馬はわかるが、走る馬を見分けることはできない」とおっしゃってました。
まして素人の私に、そんなものはわかるはずはありません。
まったく走らない馬がわかるように、相馬眼の勉強はしようと思いますが、それに頼り過ぎないことは今から肝に銘じておこうと思います。
➅血統は、スタミナよりはスピード重視
上のクラスに行けば、長距離のレースもそれなりにありますが、未勝利~1000万下くらいまでは、短中距離が圧倒的に多いです。まずはこのクラスを勝ち上がるのが目標ですから、スピードを重視します。
ここまでいけば、もう2~3頭しか候補馬はいないでしょう。
その数頭のうちから、じっくりと出資馬を探したいと思います。