広尾から、2023年産追加募集と、2024年産馬の募集が始まりました。
内訳は、前者が4頭、後者が2頭。
うち3頭が外国産馬です。
正直、私はあまり外国産馬に重きを置いていません。
一昔前の、有力な外国産馬が格安で買えた時代はともかくとして、現在では下手な外国産馬よりも日本産馬のほうが、日本で走る分においては優秀なことが多いからです。
それでいて、輸入経費が掛かる上に昨今の円安で、外国産馬は割高になりやすい。
たいした馬でなくでも簡単に5千万越しちゃうわけです。
もちろんロマン枠として買う人を否定するわけでは全くありませんし、そうした買い方も一口馬主の正しい姿だと思いますが、自分的にはちょっと躊躇しちゃいますね。
よほど魅力ある馬なら別ですけど。
まあそんなわけで、ワイルドウッズビューティー24もベルカラ24も、父フライトラインや父シーザスターズに大いに魅力を感じるところではありますが、現時点ではやめておきましょう。
モアザンセイクリッドは少し悩みますね。
外国産馬ではあるのですけども、日本のGI馬ドゥレッツァの下ですからね。
ほかの兄弟は惨憺たる成績なので、安定性には欠けますが、一発に賭けてみたい気持ちにはなります。
ちなみになぜ外国産馬かというと、ドゥレが菊花賞勝つ前年に、ノーザンがセールに出し、800万ほどで外国人に売れたそうです。800万で買った馬の仔馬が8700万で募集される(売却価格は5000万とかでしょう)んだから、売り手はぼろ儲けですね。
ほかの3頭は国内馬。
1頭はアンジュシュエット24。
重賞馬の下で5700万ならお買い得なんですが、ダート馬の母にキタサンブラックつけて、5月生まれ。牝馬。
母が芝馬なら即買いなんですけどね。ちょっと微妙ですね。
ヘリオスの父もオルフェーヴルで芝馬じゃないかってツッコミは当然あると思いますが、個人的には以前も述べたように、オルフェはダート種牡馬として見てますので。
今のところ有力なダート産駒がいないキタサンブラックとは少し事情が違います。
それに5月生まれ。一発狙うなら、別にどうだっていいんですが、勝ち上がれるかどうかぎりぎりの馬においては、5月生まれってのはだいぶ不利ですからね。
あと牝馬なのもね。アンモシエラに稼がせてもらっておいてなんですが、やっぱダート牝馬は一枚落ちますからね。
もう少し様子見ですかね。
サダムノンノ24。
母は中央未勝利。祖母も中央未勝利。兄弟も中央未勝利。
レイデオロ産駒で3800万。
値段はともかく、買う要素がないですね。
あえて言うなら、祖母の子にエルトンバローズがいるという点でしょうが・・・見送り。
母はアルゼンチンのダート重賞勝ち馬。
父はキタサンブラック。
3月生まれという点以外は、アンジュシュエット23で述べた点がそのまま当てはまりそう。
兄が3000万でライオンHCで募集された馬なのに、妹が7200万ってのは、父が違うこと考慮しても少し高いかな。
ということで、ものすごく買いたい! な馬は、今のところありません。
どれか買えと言われたら、モアザンセイクリッド23か、アンジュシュエット23ですかね。
あとは細かいことを委細無視して、ロマン枠でワイルドウッズビューティー24。
まあもう少し考えます。