グランプリ宝塚記念。
本日やや雨が降ったものの、おそらく良馬場で開催見込み。
そして本日の準メイン水無月sでは、1400mで1分20秒0の好時計。
本日夜に少し降るとしても、明日の予報は晴れなので、宝塚は高速馬場での開催と見ます。
過去の宝塚記念は、梅雨時だけに良馬場でないことも多く、過去10年では4回がやや重馬場。
しかも去年を除いては開催4週目だったのに対し、今年は昨年と同じく変則開催のため開催2週目。
例年よりも馬場状態が良いのは間違いないでしょう。
昨年は内枠で先行した馬が上位を占めたことからしても、今年も内枠有利・前有利の可能性を頭に入れておいたほうが良いでしょう。
もっとも、今年はパンサラッサにタイトルホルダー、そしてアフリカンゴールドも逃げ宣言している(たぶんスピードでパンサラッサについていけないと思うし、そもそもブラフだと思うので、パンサラッサが出遅れでもしない限りは逃げないと思いますが)ので、ペースはそこそこ早くなりそう。
そうすると、差し馬の台頭の可能性も頭には入れておきましょう。
さすがに最後方から行く馬は厳しいと思いますが。
さて、今年逃げるのは、おそらくパンサラッサ。
広尾の馬です。
中山記念を勝ち、海外GIを勝つなど、実績は十分。
ただ父ロードカナロアで、有馬の失速っぷりを見るに、2200mは少し長そう。
陣営も距離の不安をさかんに口にしており、人気になるここでは正直どうか。
2200mでもG2G3とか平坦コースならギリギリ持つかもしれませんが、阪神のGIでは見送りが賢明か。
タイトルホルダーやディープボンドは、逆に距離不足の懸念あり。
馬場がやや重以上になれば浮上しますが、高速馬場のままだと、切れ負けするのではないかと思ってます。
今のところ狙っているのは、オーソリティとエフフォーリアです。
オーソリティは最内枠を引きましたし、ルメールがうまく逃げ勢の後ろ(3~4番手)あたりにつけてくれそう。
右回り不安説はありますが、右回りで大敗したのは春天と有馬で、別要因の可能性もあり。ここで狙う手はあるでしょう。
エフフォーリアは説明不要の昨年年度代表馬。
前走の大敗から早熟説も流れていますが、早熟だとしても、有馬勝った馬が翌年前半にいきなりそこまで衰えないと思うんですよね。
むしろゲートで顔をぶつけたとか、体調不良とかの方が大敗の要因としてはあり得そうです。
そのあたりなら、今回は変わって来るでしょう。
内枠も引けましたし、昨年度代表馬が3倍を超すオッズなら、狙ってみても良いと思います。
そのほかでは、ヒシイグアスあたりも面白いと思ってます。
ハーツクライ産駒で、2200mの良馬場なら、加えてレーンなら、直線飛んできても驚きません。
この3頭のいずれかを軸とする予定です。
最終的にはパドック見てから決めます。