一口馬主でのんびり楽しむ~ときどき馬券~

一口馬主で、ほどほどの出費で楽しむすべを研究します。

宝塚記念・予想

宝塚記念です。

土曜は超高速馬場だったようで、この馬場で行われたならキタサンブラックの勝ちは99%動かなかったと思います。

ですが土曜の22時ころから結構な量の雨が降るという予報でして、もしも当日不良馬場で行われるようなら、上の確率もだいぶ変わってきますね。

「重馬場」と一括りにして、稍重も不良も同様に考える方がいらっしゃいますが、稍重と不良って全く違いますよ。不良はもう水たまりの中を走ってるようなものですからね。どうしても得手不得手が大きく出ます。

GIの不良馬場決戦というと、私が思い出すのは3つ。

ロジユニヴァースのダービー

ジャスタウェイ安田記念

レインボーダリアエリザベス女王杯

*③は不良でなく重ですが、自分のイメージで選んでみました。

 

①は一番人気のアンライバルドが二桁着順に沈み、2番人気のロジユニヴァースが勝ちました。

②はグランプリボス(16番人気)とのたたき合いの末、1番人気のジャスタウェイがハナ差で勝ちました。

③は圧倒的一番人気のヴィルシーナを、レインボーダリア(7番人気)がクビ差で差し切りました。

 

この3つから導かれる結論は2つ。

1.なんだかんだで人気馬は来る。特に圧倒的人気馬は、負けることがあっても2着には来る。

2.不良馬場が得意という理由で、低人気馬も来ることがある。

 

そうすると今回の宝塚の買い方は、キタサンを信じて馬連流すか、一か八かで低人気馬の単勝を買うか、が有力な方法として考えられます。

で、さらに面倒なことに、不良馬場の得手不得手なんて、だいたいやってみなければわからないんですよね。

「重馬場で勝ったことあるから得意」みたいな話かというと、その馬場は実は稍重で、不良まで行くと得意ではなかったり、仮に不良で勝ったことはあっても、それは単に相手が弱すぎたからだったりするわけで。

今回の例で言えば、サトノクラウンは重馬場で浮上みたいに言われてて、確かに京都記念稍重・重で二年連続勝利しているわけですが、それは単に京都記念という舞台が得意なだけかもしれないわけです。

もちろん稍重の実績や血統でもある程度は測れますが、最後はやってみなければわからないのです。

 

で、前置きが長くなりましたが、私はその一か八かをレインボーラインに託そうと思います。

札幌記念稍重・洋芝)の好走や、父ステイゴールド・母父フレンチデピュティという血統からして、重馬場が得意な確率は結構高いと思うんです。あと走りを見てても、スタートが不得手な割には切れる足もなく、展開の助けがないと前には届きそうにない。それでいて結構上位には来るので、たぶんタフな展開は味方にできる馬だと思います。

そういうわけでレインボーラインの単と、キタサンブラックとの馬連。場合によっては複勝やワイドにするかもしれませんが。

あと、発走時点で稍重とか良だった場合は、上記のことはすべて忘れてください。

明日の第1レースの時点で少なくとも稍重になっていない場合は、予想を1からやり直そうと思います。