キャロットクラブの1次募集が始まりました。
このタイミングで発表させてもらいます。
私の今年の出資馬はシェルズレイの15です。
1頭のみですので、当然最優先枠を使います。
本当は、他の方のツアーの様子とか見てから決めようかと思ったんですが、冷静に考えると、
自分の相馬眼すら信じないのに他人の相馬眼を信じてどうする!
と思いまして。
傲慢極まりない話で恐縮です、ハイ。
ということで、よほどの情報(実は既に故障しているとか)が入らない限りは、土日に出資馬申し込みをする予定です。
さて、以下はシェルズレイの15を選んだ理由です。
御用とお急ぎでない方は見て行ってください。
価格が出たときから(思ったよりは安かったので)、この馬を出資馬にしようかな、とは思っていたのですが、写真や動画で馬体を見たとき、実は少し迷いました。
前脚が弓脚気味(というか前傾姿勢)で、後ろ脚の繋ぎが寝ていて、バランス的に故障しやすいのではないか、スピードを十分に出せないのではないか、という思いが頭をよぎったからです。
ただ兄姉や母の写真を見ると、こうした特徴が結構多く出てるんですよね。ということは、こうした特徴があるからスピードが出せないなんてことはないだろうと(少なくとも2~3勝馬になり得るスピードは出せる)。
兄姉には故障している馬が多いので、だから故障しないという結論には結びつかないのですが、一方で、シャイニングレイやカアナパリビーチはあまりこうした特徴が出ていませんでした。この2頭もいずれも故障しているので、これらの特徴と丈夫さとは関係ないのかもしれないと思いました。
とはいえ、少なくとも、体質的に強いなどとはお世辞にも言えない血統です。
それでも出資を決めたのは、配合を決めた生産者の考えに共感したからです。
当馬は、兄に重賞馬がおり、ディープかキンカメ、ダイワメジャーあたりをつけておけば、間違いなく高値がつく血統です。
そこにあえて、種付け料120万円(2013年当時)のキンシャサノキセキを持ってきた。
これはもちろん、キンシャサノキセキの、8歳まで走って大きな故障がなかった丈夫さとか、短距離で自身が大きな実績を残し、ダートでも産駒がそれなりの結果を出している点、さらにはフジキセキ系(?)とDeputy Minister系の相性の良さなどを買ったのでしょうが、それにしたって本気でいい馬を生み出そうと思っていなければできない決断です。
その心意気を買います。
夢はストレイトガールのような芝短距離チャンピオン。
まあそれは理想ですが、それがかなわぬ時にはダートの短距離条件戦でコツコツ賞金を稼いでほしいと思います。
最悪は、デビューすらできずに故障引退という目も十分あるのですが、そこは生き物相手だからそういうものだと思って諦めるしかないです。(いざそういうことになったらそう簡単に割り切れはしないとは思いますが)
以前自分が挙げた基準も、値段以外は満たしました。値段は予算を1万円オーバーしますが、まあそれくらいなら許容範囲でしょう。
募集予定馬リストが送られてきました。 - 一口馬主でのんびり楽しむ~ときどき馬券~
↑基準を載せたときの記事です。
基準
①2000万以下 ×(400万オーバー)
③父馬はリーディング重視。 〇(昨年度リーディングは22位ですが、まだ産駒は2世代しかいませんでした。昨年2歳リーディングは4位。今年のリーディングも9月1日時点で15位です)
④兄弟の成績は重視 〇(兄姉はみな勝ち上がっており、重賞馬もいる。故障が多い点はマイナスだが)
⑤自分の相馬眼は信じない 〇(上記の通り、信じていません)
ちなみに候補2番手はヴィアンローズでしたが、ディープブリランテの種牡馬としての実力が未知数な点が最後に引っかかりました。
既に産駒が3勝しているとはいえ、うち2勝がディーパワンサによるもので、この馬の祖母はシンハリーズですから、単にシンハリーズ系がすごかっただけという可能性もまだ十分にありますし……。
候補3番手はヴィートマルシェでしたが、この馬は(人気で)まずとれないので見送り。
以下、4番手ジュモー、5番手がマイティースルー、6番手がシーズンズベストの順の入線です。
たぶんないとは思いますが、シェルズレイの15の抽選に落ちたらこのへんの馬を狙います。