一口馬主でのんびり楽しむ~ときどき馬券~

一口馬主で、ほどほどの出費で楽しむすべを研究します。

サンライズシェルの近況&安田記念の予想

私期待の出資馬サンライズシェルですが、ゲート試験に落ちたようです。

ゲートに入った時に尻っぱねしたんだとか。

まあゲート試験くらいはいつでも受けられますので、そう気にする必要はないでしょう。過去の例で言えばルージュバックなんかも初回のゲート試験落ちてたみたいですし。

来週ゲート試験に受かり、一度天栄に放牧して、7月頭に帰ってこさせ、7月最終週か8月第1週くらいの新潟新馬戦に参戦、という感じでしょうかね。

 

話題は変わりまして、安田記念

ダービーの翌週ということもあり、毎年あまり気合いが入らない予想になります。

結論から言うと、今年はサトノアラジンの単複でいきます。複のほうがメインです。

今までこの馬の馬券を買ったこと一度もないんですが、負けるときは決まって内枠から内に突っ込んで出られず、みたいな競馬なんですよね。で、勝つときは外枠から大外一気。

馬群を捌いて出てきた、みたいな勝ち方は一度もなく、逆に大外回したが全然届かず、みたいな負け方もない。極端な馬です。

こういう馬は、鞍上の問題もさることながら、馬に器用さや勝負根性が欠けてるなど、馬の問題であることも多いです。

そういうわけで内枠などひいたら即切りなのですが、7枠14番となかなかいい枠をひきました。

おまけに外にいるのはロゴやイスラなど前に行きたい馬が多く、3コーナーに行くまでに問題なく一番外に出せるでしょう。

そうすれば大外に回して、あとは馬を信じるだけ。ペースが先週のダービーみたいになったら諦めるという簡単なお仕事です。

間違っても大胆に内を突くとか、スローを見越して途中で押し上げるなどやってはいけません。この馬はレイデオロでなければネオリアリズムでもありませんので。頼みますよ川田騎手。

ちなみに今回買う気になったのは、前回惨敗でオッズが上がったからです。

こういう極端な馬は、1番人気とかで買う気にならんです。今回みたいに7番人気なら、悪いほうに出ても諦めがつきます。

 

ほかの馬との比較? 面倒だからやりません。

1~2頭すごく強い馬や奇策がハマった馬がいても、3着にはこれるので複勝なら問題ありません。

以上。

ダービー結果

ダービーは皆さまご存知のように、レイデオロが勝ちました。

キャロットクラブの持ち馬です。出資者の皆さまおめでとうございます。

一昨年、一次抽選の際に1番人気となったのは伊達じゃなかったですね。

抽選に外れて、ここでダービーも勝たれて、2度悔しい思いをした人も沢山いたことでしょう。

まあそんな人たちに比べたら私の無念さなど屁でもないのですが、馬券は外しました(涙。

スワーヴリチャードの単と、スワーヴリチャードから馬連で7頭に流して外しちゃいましたよHAHAHAHA。

直線入った時は勝ったかと思ったのになあ・・・。

レイデオロ甘く見過ぎなんだよ馬鹿

まあルメールの神騎乗のおかげだ、とかいう声多数ですが、少なくとも自分が外したのはルメールの騎乗のせいではないと思います。

だってルメールはもともとそれくらいやる男なんですよ。これで騎乗が云々言ってる人(特に外した人で)はルメールを甘く見過ぎなんですよ。

そこよりもむしろ、レイデオロという馬自体の実力を見誤った。これに尽きます。

前走は着狙いで最内ついて5着なんで評価しません、とか書きましたが、よく考えたらぶっつけの皐月賞で5着なら、どんな状況であろうが評価すべきでしたね。そこで6着の馬を本命にしてるんだし。

まあ仕方ないです。次頑張ります。

ダービー予想

今週はダービーです。

負けてる年はいつも言っているのですが、ダービーさえ勝てれば上半期はハッピーエンドな気がします。

今年はここまで比較的勝ってますが、ダービーを負けてしまうと上半期はバッドエンドな気分になる気がします。

なので予想はわりと本気です。

 

さて、土曜の東京のレースを見たら、わりと外差しが決まってました。

そして芝で行われた5レースは、すべて8枠が勝っていました。

まあ比較的人気馬が多かったので、直ちに外枠有利とも言えないのですが、少なくとも内枠有利とは到底言えません。

まあ先々週の雨で、各馬が内を避けて走ったせいで、内から3頭目分くらいのコースがだいぶ荒れてましたからね。Cコースになってその荒れたところが最内になり、しかも今日のレース(良発表でしたが、少し水分は残ってました)でさらに内が荒れましたから、例年のようなとにかく内有利な馬場とはならなさそうです。

 

それを踏まえて、以下予想です。

まず問答無用で切る馬から。

アメリカズカップ・マイスタイル・トラスト・マイネルスフェーン・ベストアプローチ・ジョーストリクトリ・キョウヘイです。これらの馬が2着以内に来たらすっぱり諦めます。

次に切るのがウインブライト。NHKマイルで、スプリングSの2・3着馬が惨敗し、スプリングSのレベルが低かったことを証明。

しかも良馬場となりそうなので、この馬向きのパワー馬場とはならなさそう。

次はクリンチャー・ダンビュライト。

皐月賞は超高速馬場で、典型的な前残りのレース。そこで前に行き、しかも勝ち切れなかったこの2頭をここでは買えません。内枠ということでそこそこ人気するでしょうが、上記の通り今年は内枠有利とは言えません。

次が2番人気のレイデオロ。

ホープフルsの完勝と、 前走はぶっつけでかつ最後方から5着に来たのを評価されての人気ですが、まずホープフルsはその後2着以下の馬がことごとく惨敗で、レースレベルが低かったのは明らか。前走も、確かに後ろからはきましたが、ずっと最内を通ってのもので、着を拾いに来たのは明らか。勝ちに来ていないレースは評価できません。

よって人気をかぶり過ぎとみて切ります。もともと藤沢厩舎のクラシック参戦はあまり評価していないのは先週書いた通りです。

 

次がペルシアンナイト。

皐月賞2着ですが、デムーロの神騎乗のおかげであったことは否めません。

その上、ここでデムーロ→戸崎という大幅鞍上弱化な馬を買うわけにはいきません。

いかに人気を落としたとはいえ、ここで2着までに来るのは難しいと見ました。 

 

ここまでで12頭切りました。

 残りの6頭から馬券は選びたいと思います。

というか実は、金曜時点までは、スワーヴリチャードの単で行くつもりでした。

皐月賞は中山で超高速馬場というあり得ない状況で、前有利になったのは致し方ないこと。それを後方の外から追い上げて6着は評価できます。

 また陣営は皐月の前からダービー向き・左回り向きであることを公言しており、ここでは大幅プラスになることを想定できます。

 

ではなぜ迷っているかというと、前述の外差し馬場です。

ここまで外差し馬場になると、アドミラブルの浮上があり得るのではないかと迷っています。

青葉賞は相手が弱いとはいえ、外から捲っての横綱相撲。

タイム自体は超高速馬場でのものでそこまで評価はしていませんが、完勝したのは事実。またその前の500万下・未勝利でも、そこの2着馬が次戦で勝ち上がっており、レベルの高いレースを完勝し続けてます。

まあここでは相手が数段強化されますし、大外枠ですから、外を終始回っての競馬ではさすがにきついだろうと思っていたのですが、外枠有利・外差し有利となってくると話は違います。

今回、皐月賞組は団子状態です(上位組は馬場の恩恵がありましたし、下位組は馬場の不利を打ち破るだけの実力がなかったということ)から、別路線組が突き抜けるという可能性も出てきました。

そのため、アドミラブルを軸とする選択肢も捨てきれずにいます。

 

今のところ、スワーヴリチャード・アドミラブル・アルアイン・サトノアーサー・カデナ・ダイワギャグニーの順で評価してます。

これをどう買うかは、明日の馬場とパドックを見たうえで決めたいと思います。 

サンライズシェル、入厩

私の2頭目の出資馬にして、初めて一次抽選から参加した馬であるサンライズシェルが、美浦の国枝厩舎に入りました。

やんちゃ娘と言われ、これまでさんざんノーザンファームの人の手を煩わせてきたサンライズシェルですが、厩舎ではいい子のようで、国枝師からは「2歳とすると落ち着いていてとてもいい」などと言われていました。絶賛猫かぶり中のようです。

この感じだと、来週あたりゲート試験を受けそうですね。

そういえば来週から、いよいよ新馬戦が始まります。ダービーからダービーへ、ですか。サンライズシェルがどうなるかは別としても、楽しみですね。

 

そうそう、ダービーの予想は明日アップします。

もうだいたい決まってるんですが、いちおう明日の馬場を見てからにしようと思います。

特に雨の後ですから、内がどれくらい荒れているのかはたまた伸びるのかは見極めておきたいです。

 

オークス的中。

オークスソウルスターリングが優勝。モズカッチャンが2着。

桜花賞馬に距離不安がある中で、桜花賞3着馬が優勝、フローラS勝ち馬が2着ですから、結果だけ見ればきわめて順当な結果なのですが、先週圧倒的1番人気馬が飛んでいるので、なんとなく不安な雰囲気はありました。

また、モズカッチャンは前走12番人気での優勝ですから、前走がフロックではないかと疑われた方もいたことでしょう。

そんな中での決着で、馬券も当たりましたので、嬉しさもひとしおです。

相手はモズカッチャンとフローレスマジックを厚く買いましたので、賭け方もよかったです。自画自賛ですいません。厚く買って500円かよとかいうツッコみはしない方向でお願いします。

なんせ生涯でもっとも大金を賭けたレースが7200円、その次が5000円。3000円を超えて賭けたレースは生涯でその二つのみというケチ野郎ですのでご容赦ください。

問題は金額じゃなく勝ち方なんですよ、とごまかしてみます

単に当たった外れたじゃなく、展開とかレースの鍵とかまで当たると非常にうれしいですね。

そういう意味では、先行馬中心に買ってそのとおりに当たった今回は賭け方として合格点です(またも自画自賛・・・)。

 

なんか最近一口馬主のブログじゃなく馬券予想ブログになっている気がしてならない維和でした。

 

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キュンメルのレース結果とオークス予想

キュンメルが土曜日の1Rに出走しました。

今回は少し人気が落ちて2番人気だったのですが、着順は・・・7着と大幅に落としてしまいました・・・。

特段不利があったわけではないので、単なる展開のあやと周りが強かったのと両方ですね。

秋までに初勝利を挙げられるか、だいぶ不安になってきました。

この後はいったん放牧でしょうから、あと出られるレースは3~4R程度しかなさそうです。そこで勝ち切れるかどうかですね。

 

気を取り直してオークス予想。

土曜日を見る限り、かなりの高速馬場となっております。皐月賞時の中山みたいな感じですね。

当然のことながら前有利です。

そうすると、エンジンのかかりの遅いリスグラシューにはきつい馬場だと思うので、ここはバッサリ切ります。

前走は少し馬場が味方したと思ってるので、今度は馬場が敵に回るとすると、2着以内はちょっときついだろうと。

次にアドマイヤミヤビ。これはさらに自信をもって切ります。

前走12着なのに3番人気ってオッズの問題もあるんですが、それ以上に調教が気に入りません。

桜花賞後、ここまでほとんど軽い調教しかしていないのは状態が悪いからなのではないか? 前走の惨敗もそもそも調子落ちが原因では? などと疑っています。

これがメイショウマンボ並みに人気が落ちるなら一応押さえても良いのですが、3番人気で買う気にはなりません。

 

本命はソウルスターリングです。

桜花賞の時ほど自信を持っているわけではなく、むしろ絶対能力には疑問が生じましたが、今回は馬場が味方してくれるだろうと。

高速馬場はアイビーsやチューリップ賞で経験してますし、何より前回負けたことで、ルメールが思い切って乗れるようになることが強み。内枠も引いてますので、ここは前のポジションを取りに来るはずです。逃げまではしないとしても、2~3番手あたりをとってくることは十分考えられます。そうしたときにこの馬場は確実に味方となるでしょう。

不安要素は厩舎です。藤沢厩舎がいつも馬なり調教しかしないのは有名で、才能でとれる2歳戦や、積み重ねの調教で勝てる古馬戦と違い、3歳クラシックは馬なり調教では勝てないのではないか?という不安があります。

ただ去年チェッキーノも2着に来てますし、もともとの才能に馬場が味方するとなれば、その不安も吹き飛ばしてくれるのではないかと期待しています。

 

相手ですが、2番人気・3番人気を切ってしまったので、ある程度手広く買いたいと思います。

まずはモズカッチャン。フローラSは相手が弱く、かつ内有利の馬場だったとはいえ、直線不利がある中でしっかり差し切ったことを評価したいと思います。

次にフローレスマジック。フローラSは不利な外枠からよく残しました。アルテミスでリスグラシュー、クイーンCでアドマイヤミヤビやアエロリット、レーヌミノルと互角の戦いをしてるので、実力に関しては申し分ありません。瞬発力勝負も望むところ。不安は鞍上でしょうか。

それからディアドラ。桜花賞の後に出走し中1週ローテという強行軍ですが、こうした強行軍がとれるのは具合がいいから。桜花賞の差し脚をみても、十分勝負になるはずです。イチかバチかの騎乗をするであろう鞍上もプラス材料。

あとは前残りを期待してヤマカツグレース、高速馬場適性を期待してブラックスビーチ。相手はこの5頭で勝負する予定です。

ちなみにレーヌミノルは距離で落としました。確かに距離不安のある馬が良く来るレースではありますが、この馬は1600mのレースでも最後は失速しており、前走は馬場の恩恵を受けて粘りましたが、基本的には1400mがベストと見ます。2400mはさすがに長すぎる。

あとハローユニコ-ンは時々勝ち馬の出る忘れな草賞の勝ち馬ですが、今年は稍重馬場での勝利で、その前の500万下も中山でかなり遅いタイムでの勝利なので、オークスには直結しないと見ました。

 

馬券はソウルスターリングから馬連流し。金額とどの相手に重きを置くかはこれから考えます。もしかしたら相手(対抗以下)同士の馬券も買うかもしれません。

 

ヴィクトリアマイル予想

今週はヴィクトリアマイル

今回ほど過去のデータがあてにならないレースはないでしょう。

今日結構雨が降ったので、本番は重馬場か稍重なわけです(強引に良発表する可能性は捨てきれませんが、その場合でも実質稍重馬場と考えてよいでしょう)。ところが、このレースはダンスインザムードが勝った第1回が稍重だったのみで、第2回以降11回まですべて良馬場だったのです。そしていずれも高速馬場でした。

だから去年までのデータで

・先行馬有利

・スプリンター有利

なんて書いてある記事があっても、基本無視したほうが良いです。

上の2点は、高速馬場を前提に成り立つものですからね。

 

なので、重馬場であることはしっかり予想の軸に据えたほうが良い。もっとも、過度に気にすると、わけのわからんステイゴールド産駒やダイワメジャー産駒とかに目が行ってしまって自滅するわけですが。

 

有力馬をざっと見ると、まず1番人気確実なミッキークイーンは前走重馬場で快勝してますし、少なくとも重馬場が苦手ということはないでしょう。

というより、この馬が負けるパターンは、マイルの高速ペースについていけずに前の馬を差し切れず、の2年前のヌーヴォレコルトパターンだと思ってたので、重馬場でその可能性が消えるのはむしろプラスでしょう。

それに実力的にも、GI馬が3頭しかいない中で、唯一のGI2勝馬ですし、ちょっと抜けているのではないでしょうか。オッズが低くとも外せない存在だと思います。

ちなみに昨年2着は、前がうまく開いたおかげという面が大きいので、超高速馬場なら切るつもりでした。なのでリピーター云々の話はしません。

 

ほかに重馬場を味方にできそうなのはレッツゴードンキ。この馬は折り合いが悪いくせに、鋭い切れ味も持ってないので、良馬場だとちょっと苦しいんですよね。マイル以上だと息切れするし、逆にスプリントだと切れ負ける。その点重馬場なら切れ負けないので、重のスプリントがベスト条件と思われます。あとはマイルに伸ばしてどうか。

3歳の時点では、スプリントがベストというようなことを書いた記憶がありますが、それから2年が経ち、気性面がどれだけ成長しているかがカギになります。

 

ジュールポレールは、前走見る限り重もこなせそうですが、良のほうがベターでしょうね。何より重ではミッキークイーンに勝つ要素がちょっと見当たらなくなってしまうので。

アドマイヤリードは、重は得意そうですが、実力的にどうかな。前走は内をうまく通ってきましたが、今回も同じようにできるとは限りません。

この馬が上位に来るとしたら、内が荒れて、ほかの馬が避けたところを通ってインから強襲のパターンでしょうね。

ルージュバックは、エンジンは抜群なんですが、馬群を割れないという弱点がありますのでね。直線は一番外(二番目の外でもいけません)に出すしかありません。この馬が勝つには、思い切って(オークスのように)前に行くとか、馬場が外有利になるとかの恩恵がないと苦しそう。

クイーンズリングは、新馬戦や京都牝馬(の重馬場)で勝ってはいるものの、基本的に高速馬場のほうが快走してるんですよね。あと前走も、落鉄があったにせよ15着で、ちょっと負け過ぎな気がします。エリ女は乾坤一擲の一撃でしたから、2度目を望むのはちょっと酷なのではないかな。オッズ的にもあまりつかなそうですし。

スマートレイアーは、今更成長もないでしょうから、ほかの馬のレベルが低い、ということに賭けるくらいしかないでしょう。ここまで3年連続馬券圏内に来ていないのに4番人気というのは人気過剰な気もしますが、ただ有力4歳馬がほとんどいない中では妥当なオッズなのかも。

 

まあいずれにせよ、明日は馬場が多少なりとも乾くので、それを見極めてからでないと馬券は決められませんね。

内が乾いて内有利になるのなら、ジュールポレールスマートレイアーに警戒しなければなりませんし、逆に外差し有利になるなら、レッツゴードンキルージュバックやアドマイヤリードを買う要素が出てきます。

ミッキークイーンはいずれにしても馬券には入れたほうが良さそうですね。いま2.2倍ですけど、2.5倍くらいつくなら単勝勝負でもいいかもしれません。

人気が上がるようなら、ミッキー軸の馬連3連複か、ほかの馬の単勝でバクチに出るかと言ったところでしょうか。